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私はスタディングを利用して宅建試験と行政書士試験に合格しております。このどちらもスタディングしか使っていませんが、スタディングだけで双方に合格ができました。
これらの資格に関して、どうやって勉強した?何を使って勉強したか?と聞かれることがリアルでも結構あります。
そこで、今回はスタディングだけで宅建試験に合格できるのか?ということと、宅建合格に向けたポイントについて解説していきたいと思います。
実際にスタディング宅建士講座を受講し、合格できた立場で解説していくので一定の参考にはなるかと思います。受講に迷っている方は比較検討の情報の一部としてください。
スタディングだけで宅建士(宅地建物取引士)に合格することは可能
はじめに結論を記載すると、スタディングだけで宅建に合格することは十分可能です。
私が宅建試験を受けたのは2023年の試験になりますが、同年の6月から勉強を始め、その年の10月15日に試験を受け合格しています。およそ4カ月近く勉強したことになります。
この4か月間それほど根を詰めて勉強したわけではありませんでしたが、スタディングで効率的に勉強することで点数的にも余裕をもって合格することができました。
宅建試験は地頭がよくないと合格できないタイプの試験ではありません。単に覚えているかどうか、知っているかどうか、それだけでも合格点が取れるタイプの試験です。深い思考が必要な試験ではないので、いかに効率的に勉強(覚える)できるかが重要な試験となります。
そういった意味では、スタディングと相性の良いタイプの試験であると言え、スタディング利用のメリットは高いと個人的に考えています。
スタディングだけで合格可能な理由:スタディングと宅建試験の勉強の相性は良いから
上記で記載した通り、宅建試験の勉強とスタディングの教材は比較的相性が良いと感じます。そのため、スタディングを利用する価値は高いと個人的に感じました。
宅建の勉強は覚えることが中心なのでスマホ等を活用した効率的な勉強と相性が良い
スタディングの教材の大きなポイントは、Web・スマホ中心の勉強だということです。
紙のテキストもありますが、オンラインで録画講義を受け、オンラインで問題演習をしていくスタイルです。テキストもオンラインで読むことができます。スマホやPCで勉強することを前提に設計したサービスなので、こうした勉強の仕方に向いているサービスとなっています。
スマホさえあればどこにいてもすぐに勉強が始められるため、電車に乗っているちょっとした時間、人も待つ間のちょっとした時間など、ちょっとした隙間時間に勉強を積み重ねていくことができるということです。
宅建試験は働きながら受験する方がほとんどだと思いますので、こうした効率的に勉強できる教材を利用することは重要だと個人的に考えます。
実際に、私はこの隙間時間だけで週5時間くらいは勉強していたかと思います。
スタディングには勉強時間を計測してくれる機能があるので、どれだけ隙間時間での勉強を積み上げているかが把握できるのも良いポイントです。
合格に必要な最低限の知識が効率的に網羅できる
スタディングも含めて、予備校やオンライン講座を利用する最大のメリットは、合格に必要な知識を最短距離で得ることができるということです。
完全な独学の方が不合格になってしまうことが多い理由の一つに、何が重要なポイントなのか、それが理解できず、やみくもに勉強してしまっていることがあります。
もっとも、これはスタディングだけの特徴というわけではありません。ただ、費用対効果という意味では、他の宅建試験講座と比べてもトップクラスの安さなので、見合った価値は得られるものと考えます。
宅建合格に必要な勉強時間のクリアがスタディングならしやすい!勉強時間や勉強スケジュール等の進捗管理ができる
宅建試験はそこまで難関というわけではありませんが、楽々合格できるほど簡単な試験でもありません。
合格までに必要な勉強時間として300時間程度が目安とされています。
仮に私同様に6月半ばからの4カ月の勉強で合格を目指すと仮定すると、1ヵ月あたり75時間程度の勉強が必要であることがわかります。
1日あたり2時間半程度の勉強時間です。
余裕をもって4月頭から勉強を開始すれば、月40時間、1日1時間~1時間半程度の勉強時間となります。
合格までにどの程度勉強が必要かを把握し、そして自分がどのくらい勉強したのかを客観的な数字で把握することは重要です。
スタディングにはそういった勉強時間を自動で計測する機能があるので、自分がどのぐらい勉強しているか、逆に言うと、試験日までに必要な勉強時間がどの程度不足しているのかを把握することができます。
もちろん、勉強時間が長かったとしても、集中して勉強できていなければ意味がないのですが、それでも不合格になる人の大半が、思ったよりも勉強できていないという現実があります。スタディングで勉強していると、こうした勉強時間を自動で算出してくれるため、長きにわたる勉強期間のペースメーカーとして利用することができます。
勉強時間が客観的に数字で出るので、良い意味で焦ることができます。ちょっとさぼると、目標勉強時間との差がどのくらいかが明確なので、不足分が明確であり、どれだけ頑張って取り戻せばいいのかが見えます。長い勉強期間になると停滞期は出てくるものですが、取り戻す分量が把握できるので、焦らず粘り強く合格可能性を高めることができます。
そして、カリキュラムも設定されたものに沿ってやっていけばいいので、変な悩みを抱えなくてもいいのが良い点です。
こうした点からスタディングと宅建試験は相性が良いと考え、おすすめできると言えます。
スタディングの宅建士講座と他の予備校の講座との差はあるのか?スタディングならではのメリットは?
スマホで効率的に勉強できる、宅建合格に必要な知識を効率的に吸収できる、これらのメリットは他の予備校等の宅建士講座でも得られるものかもしれません。
実際に、私もスタディング以外の教材を検討しなかったわけではありません。ただ、スタディングの利用を決めた大きな決め手があります。
スタディングは受講料がとにかく安い
スタディングを利用した最大の理由は、やはり料金が安いということがあげられます。
スタディング以外の予備校の料金は、安いところでも概ね5万円前後が相場観かなという感じですが、スタディングは受講するコースにもよりますが、1万円台後半~3万円未満です。
私は料金が高いコンプリートコース(ペーパーレス)を利用しましたが、このコースには、Web講義、Webテキスト、スマート問題集(1問1答)、セレクト過去問集(頻出問題を集めた重要な問題)、テーマ別過去問13年分、合格模試、直前対策講座が受けられます。費用は24,800円となっています。
独学で1冊ずつテキスト、過去問、模試を買っても1万円近くになりますので、プラスアルファの料金で動画講義が付いてくるのはお得かなと思って利用させていただきました。ここまでで記載した勉強時間の把握やスマホでの勉強のしやすさももちろん紙で問題集等を買うよりお得だと感じています。
結果的に、一番使ったコンテンツはテーマ別過去問13年分となりますが、これらをこなしておけばハッキリ言って十分余裕をもって合格できるので、個人的には安い買い物だったと思います。何度も何度も試験受ける方が面倒です。1発で合格しておきましょう。
※受講料については変動の可能性はあるため、最新のものを公式サイトよりご確認ください。
結果的に教材の質も問題なかった
教材(テキストや講義)の質については購入前は判断ができない部分となりますが、受講してみた結果、個人的には全く問題ありませんでした。
また、講師の竹原先生も、長年宅建試験のみならず、行政書士試験講座でも講義を行っており、実績も十分でしたので、安心して利用することができました。
若干活舌が悪いなと思うことはありましたが、大きな問題はありません。
評判の中には教材の質が悪い、内容が薄いといったものもあるかと思いますが、個人的にはそうは感じませんでしたので、その旨を記載しておきます。
悪い評判もあるが相性の問題もあると考えられるため無料お試し講座受講がおすすめ
教材の質に関して、個人的には全く問題なかったと感じます。合格者もたくさんいるので、客観的に見ても問題ないと思います。ただ、相性の問題というのはあるかと思います。
特にWebテキスト・Web問題集(スマホで勉強)がマッチするかどうかは性格やこれまでの勉強感に関わる部分もあるので、ご自身に合っているかどうか、お試し講義で判断してみるとよろしいかと思います。
スタディングに登録すると無料でお試し講義やテキストが見ることができるので、自分に合っている教材かどうか判断してみると良いでしょう。
スタディング宅建講座のデメリットはないのか?
ここまで、スタディングを使ってよかったと感じた部分を中心に記載してきました。
ただ、すべてがパーフェクトかというと、そうでもないことは記載しておきます。
サーバートラブルで勉強できなくなるリスクはある
スマホで勉強するということは、ネットに繋がらなくなると勉強ができなくなるということです。
私の利用期間内で、スタディング側で1回だけトラブルがあり、サーバーが落ちている時間がありました。こうしたトラブルは年々減少して言っているかと思いますが、リスクとしてはゼロではないことは知っておくべきでしょう。
私は事前にいくつかコンテンツをダウンロードしてオフラインでも見られるものがあったので、一時的にサーバーダウンする分には問題ありませんが、リスクとしてはあることは認識しておきましょう。
紙で勉強するより目が疲れやすいかもしれない
これは人によりけりだとは思いますが、目が疲れたと感じる場面は紙のテキストで勉強するよりも生じやすいかもしれません。
私はスマホで文字を読むことに慣れていたのでそれほど問題ありませんでしたが、年齢や好みによってはそう感じない可能性があります。
なので、先ほど記載したように、無料でお試し講義が受けられるので、スタディング公式サイトから会員登録をし、無料お試し講義を受講してみることをおすすめします。
スタディングの宅建講座ミニマムコースはおすすめしない
スタディング宅建講座にはミニマムコース、スタンダードコース、コンプリートコースの3つがおおまかにあるのですが、利用するのであれば、スタンダードコース以上を利用してください。
ミニマムコースは動画講義とWebテキストのみが付いてくるコースであり、料金は安いのですが、スタディングの特徴であるスマホで問題を解きまくるという最大のメリットが活かせません。
なお、スタンダードコースとコンプリートコースの差は、直前対策講座と質問チケットの有無だけですので、この2つはどちらでもよろしいかと思います。
スタディング自体のデメリットというよりかは、ミニマムコースのデメリットとなります。
宅建試験合格のポイントは宅建業法での高得点と民法で最低限の点数を取ること
宅建試験はザックリ分類すると「民法」、「宅建業法」、「法令上の制限」、「税・その他」となります。
合格に向けては、民法の勉強の割り切りが重要です。
宅建業法は9割、最低でも8割正解する
宅建業法は単純な暗記であり、範囲もそれほど広くないので、皆が高得点する分野です。合格者の多くは8割以上正解しているかと思います。逆に言うとここは落とせないということになります。
絶対高得点したい領域なので、何度も何度も暗記を確認する必要がありますが、そうした勉強は隙間時間の活用が有効であり、ここまでで記載した通りスタディングがそうした勉強方法と相性が良いです。
民法は半分できたら御の字くらいでやる
スタディング宅建講座で勉強しても民法は恐らく半分くらいしかできないかなと思います。
正確に記載すると、スタディング以外の宅建士試験講座を受講しても高得点は難しいかと思います。民法は範囲がものすごく広いので、ここで高得点しようと思うと結構な勉強時間が必要となります。
この民法にハマってしまうとものすごく勉強時間が必要になるので、割り切りが必要となってきます。
最低限の知識を頭に入れておくだけで消去法で正解が導ける問題が結構あるので、半分くらいはそれで正解できると思います。スタディングでもそれくらいの点数は取れます。逆に言うと、そうしたきっちり押さえておくべき知識だけ頭に入れておくという勉強のやり方が戦略上必要です。
そういった意味でも、スタディングの利用価値はあると考えられるでしょう。
法令上の制限や税等のその他の分野も合格点は取れる
法令上の制限はややこしい問題も多いのですが、ここも覚えているかどうかという話なので、スタディングでしっかり勉強すれば点数を稼ぐことができます。
農地法などもきっちり得点できる分野です。
こうした落とせない問題は何度も復習できるようなシステムなので、スタディングでしっかりと勉強しておきましょう。
スタディング宅建士講座を受講することで余計なテキストを購入したり勉強法に迷ったりしないで済む
宅建試験は独学でも十分合格ができる試験の類だと思います。
ただ、宅建試験に合格することが目標ではなく、その先の実務・業務で必要だから取得する方が大半だと思います。なので、いかに早く効率的に合格するかが重要だと思います。
そういった意味では、スタディングなどの予備校を活用することで、合格に必要な知識を最短ルートで取得でき、無駄な時間を使わずに済みます。
これこそが予備校を使うメリットだと言えるでしょう。
そして、スタディングはその中でも価格が安いので、費用対効果という面では良いと感じました。
なので、個人的には宅建試験であればスタディングはおすすめできると考えます。
あくまで私個人が感じたこととなりますが、本記事が参考になれば幸いです。
スタディングだけで宅建合格できるかどうかのまとめ
冒頭に記載したとおり、スタディングだけで宅建試験に合格することは十分可能です。
むしろ十分すぎると思います。
残念ながら、他の教材は使っていないので、その他の教材と比較することはできませんが、少なくとも私は合格できているので、その事実を一つの参考としてお考えいただければと思います。
暗記・記憶が必要な試験なので、1日でも早く勉強に取り掛かることをおすすめします。
■スタディングの運営会社情報
運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
証券コード | 7353 (グロース市場) |
代表者 | 代表取締役社長 綾部 貴淑 |
住所 | 東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階 |
HP(行政書士講座) | スタディング |
その他情報 | ISMS(ISO/IEC 27001:2013) |
行政書士試験も検討している方は、スタディングだけで行政書士試験に合格した記事もご参考ください。