DJI Mini 5 PROの包括申請のポイントややり方を紹介!申請代行も受付中【ドローン飛行許可申請代行】

「DJI Mini 5 PRO」の発売に伴い、包括申請のご相談も増えております。

DJI Mini4Proも人気の機体でしたが、Mini 5 Proも非常に評判がよく、カメラ・ジンバルの性能はもちろんセンサー、機体の運動性含めて使い勝手がよさそうな印象です。音も静かでいいといった声をききます。

初めてドローンを購入する方にもおすすめできる機体かなと思います。

なお、当事務所では、Mini 5 Proの包括申請の代行は税込19,800円となります。
申請にあたっては、申請者自身で備えなければならない資料の作成と、初心者向けとはなりますが、飛行の際の注意点・違反に関する簡単な資料をお渡ししております。

許可申請に関してですが、国交省HPの「資料の一部が省略できる機体」ではないことから、申請にあたっては多数の資料を添付する必要があり、手間がかかります。そのため、初めてドローンを購入した方等からも比較的相談が多い機体です。

このページではDJI mini 5 Proの申請のやり方について解説していきますが、審査基準や申請システムの仕様が変わることもあるので、あくまで執筆時点の情報となりますのでご了承ください。

また、申請の事例についてはあくまで可能な部分での紹介です。

申請でお困りでしたら気軽にお問合せください。以下よりサービスの詳細をご確認いただけます。

なお、当事務所では、Mini 5 Proの包括申請の代行は税込19,800円となります。
申請にあたっては、申請者自身で備えなければならない資料の作成、初心者向けとはなりますが、飛行の際の注意点・違反に関する資料をお渡ししております。

※DIPS・審査要領の改訂・その他の都合により、内容が変更となることがあります。予めご了承ください。

DJI Mini 5 PROは国交省HP非掲載機であり具備資料の作成も手間がかかる

DJI Mini 5 Proは資料の一部を省略できる無人航空機として登録された機体ではないため、申請にあたり入力項目が非常に多いのですが、じっくりユーザーマニュアルを見ながら作業をしていけば問題なく完了できるかと思います。

申請にあたり、飛行許可申請メニュー内の以下赤枠をクリックし、機体情報編集画面に入ります。1ページ目は適宜必要に応じて入力し、2ページ目の「機体仕様に関する資料提出」の画面から入力を進めていくこととなります。

以前までは機体の写真を正面、側面、上面で撮影し添付する必要がありましたが、現在はDIPSへの添付は不要で、各自保管という形になっています。
※申請書への写真添付は省略可能となりましたが、各種省略資料については具備の必要性は残るものもあるためご注意ください。

適否・該当なしの選択はほとんどが適となりますが、自動操縦に関して、Mini5ProはDJI Flyアプリでの飛行になるかと思いますのでいわゆる当局が言うところの自動操縦には該当しないため、該当せずになるかと思います。DJI Flyのウェイポイント飛行等はタップ操作をしないと離陸できないため、当局基準(審査要領上)の自動操縦システムには該当しないので、そもそも備えていないため該当なしということで大丈夫かと思います。

操縦装置に関する情報に関しては、これは、使用するものの名称を入れていただくだけです。製造社名はDJIでしょう。DJI RC2送信機の方が多いですが、その場合はRC2送信機と入力してください。
※別の送信機を使うケースもあるかと思いますので利用するものを入力してください。

ミスしがちなポイントは、運用限界値に関する情報の項目かと思います。

例えば、最高速度の入力項目の単位が「㎞/h」となっているのですが、ユーザーマニュアルには「m/s」での単位表記になっているのかなと思います。

なので、マニュアル記載の数値を㎞あたりの数値に変換しましょう。

Mini5Proは、つまり、68.4㎞/hとなります。

他の項目もマニュアルを参照しながら入力すれば時間はかかりますが、おそらくできるものと思われます。

この辺りも含め、手間がかかるのは避けられませんが、マニュアルを見ながら頑張って入力する必要があります。

なお、ご面倒とは思いますが、必ずマニュアルを見ながらやるようにしてください。数値のコピペや他人の情報の丸写しはやめた方がよいでしょう。ユーザーマニュアルに目を通すというのも大事なことだからです。

基本的な包括申請のやり方は以下のページを参考にしてください

機体ごとの追加基準の適合性の項目以外はどの機体もほとんど共通の入力内容となります。

基本的な包括申請のやり方については、包括申請とは?のページで記載しているため、このページでは省略します。

すべてにおいて共通というわけではありませんが、わからない場合は以下をご参考ください。

Mini5Proの申請で苦戦される方の多くが、以下の追加基準の入力欄となります。

DJI Mini 5 PRO包括申請(DID・人物30m未満・目視外飛行・夜間飛行)の追加基準について

DJI Mini 5 PROの包括申請(飛行期間1年、飛行範囲日本全国、許可承認項目がDID、人物30m、夜間飛行、目視外の4項目)では追加基準に関する項目の選択・記述で迷うケースが多いかと思います。

第三者に接触した際の危害を軽減する構造を有することへの対応(DID・人物30mの部分において)とプロペラガードの問題について

以下は入力画面を開いたページです。今後更に改正される可能性はありますが、基本事項は変わらないかと思いますので参考にはなるかと思います。

ここは機体性能や飛行させる際にどのような飛ばし方をするのかにより選択肢は変わってくるかと思います。

基本的には否を選択し、プロペラガードを装備している場合、していない場合の選択肢を選ぶケースが多いのかと思います。プロペラガードを装備しない人は装備しない選択肢を選ぶこととなるでしょう。Miniシリーズの機体でプロペラガードをずっと装備して飛ばすという方はほとんどいないかと思いますので否を選択されるかと思いますが、ご自身の実際の状況に合わせた選択肢を選んでください。

なお、これまではプロペラガードを装備した写真とファームウェアが適切であったことの証拠資料の添付が求められましたが、現在資料添付は不用となっており、ご自身で備えておけば問題ありません。

状況に応じた申請を行いましょう。

目視外飛行を行うための追加記載内容

DJI Flyアプリで飛行させるのであれば、基本的に「機体に設置されたカメラ等により、、、」を選択することとなるかと思います。

当局のいうところの自動操縦システムを装備しの定義がこれまでと変わっていないのであれば、DJI Flyを使っているのであれば当局基準の自動操縦システムは装備していない機体となるため、否を選択する必要があります。

ご自身の使い方と機体の性能によって選択肢は変わってくるので、適宜ご判断ください。

複数の飛行アプリを入れる場合があればその他を選択することもあるでしょう。

地上において位置・異常の有無を把握できることに関しては、その機能はあるので適で大丈夫です。

これらを証明する資料の添付は不用となりましたが、ご自身で備えておく必要があるので、カメラで機外の様子が確認できる資料や位置・異常がわかることの資料・写真はご自身で備えるようにしてください。

灯火に関する資料

DJI Mini 5 PROは灯火するので、基本的には適を選択し、証拠資料を備えておきましょう。

その他の項目

フェールセーフ機能なども選択肢していきましょう。証拠資料としては機体マニュアルに記載があるかと思います。

独自飛行マニュアルが必要な場合は作成

航空局標準マニュアル②で飛ばせるのであれば問題ありませんが、独自飛行マニュアルで申請するケースもあります。

どのような飛ばし方をするかにもよりますが、2025年3月31日に改訂された標準マニュアルであれば、一般的な飛行であれば十分標準マニュアルでも対応が可能となっています。そのため、標準マニュアルを確認し、書き換えの必要があるかどうか判断しましょう。
※好き勝手書き換えできるわけではありませんのでご注意ください。

書き換える場合は、DIDでの目視外飛行における補助者なし(立入管理区画による確実な第三者不在の状況)を想定したケースでの書き換えが多いかなと思います。

そもそもマニュアルを見たことがない、という方が意外と多いので、安全管理体制に関する記述も含め、マニュアルには目を通すとともに、こうした違反しやすいポイントなんかも説明させていただいております。

なお、アロー行政書士事務所では、申請代行をご依頼頂いた方には必要に応じて無料で独自飛行マニュアルの作成をしております。

よくある違反や注意事項の資料を提供しています

DJI Mini 5 Proの申請では法人ではなく個人の空撮ユーザーからの申請依頼も多くなっています。ただ、明らかに基本的な事項で違反した飛行をしようとしているケースもそれなりにあります。

法人の場合はコンプライアンス意識の高まりから違反に敏感なケースが多いのですが、個人の方はそこまで意識が高くないことも多いため、申請の代行をご依頼頂いた場合、基本的なよくある違反してしまう項目や注意事項をまとめた資料を提供しております。

意外と飛行マニュアル違反をしている人が多い

上記の飛行マニュアルに係ることですが、例えば、目視外飛行をする際に、補助者の配置や立入り管理措置が必要なことを知らない方が多くいらっしゃいます。

飛行マニュアルを見たことがない、という方も結構いらっしゃり、単純にポチポチチェックして適当に申請しているだけという方もいらっしゃいます。

許可書を見ると、飛行マニュアルを守って飛ばすことが条件になっています。

最低限自分が使用する飛行マニュアルに何が書かれているのか、目を通すようにしましょう。

DJI Mini 5 PROの包括申請の代行

新たにドローンの空撮を始めたという方からベテランの方まで幅広く購入する方がいらっしゃるのがDJI Mini 5PROです。

特に初心者の方はそもそも飛行のルールを把握していないというケースも多いため、この機会にぜひ申請の依頼をいただければと思います。

よくある違反・注意点の資料などもお伝えさせていただいております。料金もリーズナブル設定です。

また、申請時に資料の添付が不用であるといっても、結局のところ資料自体はご自身で備えておく必要があることにもご注意ください。

単に申請をするだけでなく、資料の作成から不安な点まで幅広くカバーしております。

ドローン飛行許可申請に関するサービスについては以下のページをご参考ください。

※あくまで本記事掲載当時の情報となるため、法改正等で変更されている部分がある可能性はありますがご了承ください。

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執筆者情報

行政書士 樋口智大

アロー行政書士事務所の代表行政書士。
ドローン飛行許可承認申請や古物商許可申請、酒類販売業免許申請等の許認可申請と契約書作成代行業務を中心に行っています。また、自身で会社を設立し起業した経験を活かしたビジネス支援も行っています。行政書士資格の他、宅建士やドローン検定1級などに合格しています。写真撮影に凝っていた時期がありドローンもその一環でよく飛ばしていました。また、著作権相談員(日本行政書士会連合会)として登録されています。
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